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2010年 09月 07日

知床番屋漁師編 Part 1

プー太郎が番屋でお世話になったのは、もうかれこれ6年前だったかな・・・

死ぬ程、アブラビレが見たい!鱒属の親分を・・・!
そんな不純な動機と、体力の限界を求めて・・・

サケ漁は、毎日が夜中から早朝にかけてのお仕事
・・・つまり、日中は毎日!大好きな釣ができる環境なのです(へ、へ、へ~)

でも、番屋には水道が有りません!と、云うより、当然ながら来ていません
沢水生活です(エキノコックスが怖いので絶対に飲みません!)
裏の崖に風呂桶を2連結で、中に炭や砂利を入れて自然ろ過、風呂と洗濯に使います
ですから、雨後は風呂が偶に濁る時も・・・

羅臼から知床半島にドンドン向かって25km、行き止まりの相泊の少し手前、そこが番屋

知床番屋漁師編 Part 1_f0223994_724598.jpg


小さなワンド、トンネルをいくつも抜ける度に天気はコロコロと変化します
雨、晴れ、霧、晴れ・・・
虹が良く出現します

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ここが終点の相泊、この先はヒグマにビビりながらの歩行のみ



起床は毎日午後11時、身支度や洗面の順番待ちで30分(例の蛇口は1つのみですから・・・)
12時までに港へ行き、船に乗り込みます
定置網漁場で漁をして、港へは午前4時前には到着
(不漁で2000尾、大漁が18000尾位だったかな・・・)

港で賄いの朝ご飯をサクッと食べます

漁協が開く前にサケを港に揚げ、そこから選別
先ずはオス、メスから
そして、厳選等級分けへと(特A、A、B、C、BCピンコの5級)
つまり、オス、メス計10級に選別、結構大変な作業です

この丁寧な作業が値段も跳ね上げる?
ウトロ漁港では、ここまでの選別はしていませんでした(一度、リサーチ済、何事も!)

船を戻して、番屋へ⇒6時から8時
ここから自由時間、洗濯、昼寝・・・
午前10時がお昼ご飯
ここから風呂に入って、また昼寝・・・
晩御飯は4時!6時には完全消灯の完全睡眠へと・・・

でも、こんな自由時間を逃す訳がありませんよね・・・Let's FF fishing!毎日、カラフトマス、サケと戯れます
そして・・・Big one!
最大級の獲物は、なんと・・・  11,1kg!!!

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To be continued・・・

by ff1350m | 2010-09-07 08:27 | 番外編


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